やってみよう!
塗り壁DIY
これから始まる「ステキなお部屋」づくりに必要な、
塗り壁の計画・メンテナンスまでをご紹介します。
~チェック編~塗りはじめる前に
塗装スペースを確保
家具など塗装の妨げになるものは塗材がつかないように全て別の場所に移動させます。移動できない場合は、塗装スペースを確保するために壁から1m以上離し、塗材がつかないように養生してください。
ビニルクロス(壁紙)下地のチェックと清掃
ビニルクロス下地は剥がさずに施工ができます。固くしぼった濡れタオルで拭いてゴミ・油分・カビなど汚れをとりましょう。同時にビニルクロスに剥がれや膨れがないか、状態を確認します。釘などでサビの恐れがある場合には、市販のサビ止め剤でサビ止めを施してください。
※布クロスや紙クロス、汚染防止クロス等の撥水性クロスには施工できません。
剥がれや膨れがあったら
チリ(柱と壁の境界)や継ぎ目の剥がれが見られる場合、また膨れが見られる場合はビニルクロスに切れ目を入れて、市販のビニルクロス補修用ボンドで接着させます。接着後は必ず乾燥させてください。
養生(塗材が付着してほしくない箇所を覆います)
塗装する際、「養生8割、塗装2割」といわれる程に重要な工程です。チリ周りや巾木など塗材が付着してほしくない箇所は、マスキングテープで養生します。マスキングテープの接着を良くするため、あらかじめ濡れタオルなどでホコリを取り除いてください。マスキングテープは壁面から1.5~2mm程度(塗材の厚み分)隙間をあけて貼るのがポイントです。コンセントは周囲を囲むように養生します。
床の汚れ防止のため、カットマスカー(マスキングテープ付ビニールシート)を壁と床の境界に貼り、ビニールシートを広げます。また、ビニールシートが届かないところは養生シートや新聞紙でカバーしてください。